ヘリコプター追跡 リアルタイム:日本上空のヘリを今すぐ確認

この地図には、いま飛んでいるヘリコプターだけが赤いアイコンで表示されます。飛行機は非表示なので、ドクターヘリ、警察ヘリ、消防防災ヘリ、海上保安庁や報道のヘリが混ざらずに見えます。アイコンをクリックすると、コールサイン、登録記号、機種、高度、速度、進行方向、いま上空にいる場所が表示され、多くの機体には写真も付いています。ただし正直にお伝えすると、日本の上空にヘリコプターが表示されることは現在のところ多くありません。日本では低空を飛ぶ機体の信号を拾える受信機がまだ少なく、ヘリの多くが受信範囲の外を飛んでいるためです。

自宅の上を飛んでいるヘリを探すには、検索ボックスに自分の町の名前を入れるか、マウスのホイールや画面のピンチ操作で地図をズームインしてください。コールサインや登録記号、機種名(EC135、BK117など)でも検索できます。日本で見つからなくても、地図をズームアウトしてヨーロッパや北米へ移動すると、受信機が密集している地域では多くのヘリコプターがリアルタイムで動いているのがわかります。日本上空の表示も、受信機が増えるにつれて充実していきます。

ドクターヘリと消防防災ヘリ:病院や山へ急ぐ理由

病院の方向へまっすぐ飛ぶヘリはドクターヘリかもしれません。普段は基地病院で待機し、要請が入ると医師と看護師を乗せて現場近くのランデブーポイントへ向かい、処置をしてから患者を病院へ運びます。校庭や公園に着陸するのはそのためです。救急ヘリ病院ネットワークによると、2024年2月時点で全国47都道府県に57機が配備されています。機種はEC135やBK117が多く、運航は朝日航洋や中日本航空などに委託されているため、地図では運航会社の機体として表示されることがあります。

消防防災ヘリは都道府県や政令市が運航し、空中消火、山岳や水難の救助、上空からの情報収集、離島からの救急搬送を担います。東京消防庁航空隊は新木場の東京ヘリポートと立川飛行場を拠点に8機を運航し、「ちどり」「かもめ」「ひばり」「こうのとり」など鳥の名前を付けています。

警察ヘリ、海上保安庁、自衛隊:旋回しているのはどれか

自宅の上で何度も円を描くヘリは警察ヘリであることが多いです。警視庁航空隊は新木場と立川を拠点に十数機を保有し、「はやぶさ」(EC135、A109E)、「おおとり」(EC155B1、AW139、ベル412EP)、「おおぞら」(AS332L1、EC225LP)という機体でパトロール、遭難者の捜索救助、事件時の犯人捜索や情報収集を行います。ただし警察ヘリは任務中に送信を控えることがあり、音は聞こえるのに地図に出ないこともあります。

海沿いなら海上保安庁の可能性もあります。海保のヘリには「あきたか」「るりかけす」「かみたか」など鳥の名前が付き、シコルスキーS-76DやスーパーピューマEC225が使われ、巡視船に搭載される機体もあります。自衛隊は陸上自衛隊の多用途ヘリUH-60JA、海上・航空自衛隊の救難ヘリUH-60J、大型輸送ヘリCH-47J/JAが代表的で、災害派遣や離島の急患輸送でも飛びますが、この地図に表示される自衛隊機は一部に限られます。

報道ヘリ、遊覧、ビジネス機:東京ヘリポート発着の民間ヘリ

江東区新木場の東京ヘリポートは首都圏の民間ヘリの中心です。東京都港湾局によると、利用目的は警察活動、報道取材、消防活動、遊覧、社内飛行などで、警視庁と東京消防庁の航空隊、川崎市消防航空隊のほか多くの民間事業者が格納庫を置いています。ただし、ここを出入りするヘリが地図に映るかどうかは周辺の受信機の状況しだいで、現在は表示されないことも多い点に注意してください。

事件や火災の現場上空に複数のヘリが集まり、少しずつ違う高度で旋回していれば報道ヘリの可能性が高いです。東京タワーやスカイツリー周辺をゆっくり回る機体は遊覧飛行、都心と近県を一直線に結ぶ飛行はビジネスや社内飛行と考えられます。東京ヘリポートの運用時間は午前8時30分から午後4時30分までで、日没から午後8時30分までの帰還機と夜間遊覧は1日10回が限度なので、夜に見える民間ヘリはこの枠内か、災害や事件への緊急対応機です。

日本上空でヘリコプターが地図に表示されない理由

この地図は、機体がトランスポンダー(ADS-B)で発信する位置を、各地のボランティアなどが設置した受信機ネットワークが受けて表示しています。映るのは受信できた信号だけで、飛んでいるすべてのヘリではありません。そして現在、日本上空の受信状況は率直に言って手薄です。私たちのデータでは、ある時点で日本上空に65機の航空機が表示され、そのうち低空の機体は19機、ヘリコプターは0機でした。同じ地図でもヨーロッパや米国では数百機のヘリコプターが映っています。この差は飛んでいるヘリの数ではなく、受信機の数と配置の差です。

表示が少ない理由は三つあります。第一に、日本には私たちのネットワークにつながるADS-B受信機がまだ少ないこと。第二に、ヘリは飛行機よりはるかに低い高度を飛ぶため、建物や山に電波が遮られ、受信機が近くにないと信号が届かないこと。頭上を通ったのに地図に出なかった場合の多くはこれが理由です。第三に、警察ヘリや自衛隊機は任務によって信号を出さない、または情報を減らして飛ぶことがあり、自衛隊機の多くはそもそも表示されないことです。

この状況は固定されたものではありません。日本国内に受信機が増えれば、低空を飛ぶドクターヘリや報道ヘリも受信範囲に入り、地図に映る機体は増えていきます。なお、信号が途切れた機体は最後の進路のまま数分間だけ推定位置として表示が続き、その後は消えます。推定表示中は実際の位置とずれている可能性があるため、低空飛行中や着陸直前の機体は参考程度に見てください。

地図でヘリを見分けるチェック手順

気になるヘリが見えたら、自分の町へズームして近くの赤いアイコンをクリックします。登録記号が「JA」で始まれば日本の機体で、警察や海上保安庁のヘリも同じJA登録です。機種からは用途の見当がつき、高度と速度で動き方がわかります。

  • 病院へ直行、または校庭や公園付近で停止: ドクターヘリ、消防防災ヘリ
  • 住宅地の上を低速で旋回: 警察ヘリ、報道ヘリ
  • 海岸線から沖合へ: 海上保安庁
  • UH-60やCH-47などの型式: 自衛隊
  • 観光名所の周りをゆっくり一周: 遊覧飛行

ヘリには出発地や到着地、時刻の情報がないため、ルートや飛行時間の欄は空のままです。機種と動き方から読み取るのがこの地図の使い方です。

よくある質問

ヘリコプターがずっと家の上を旋回しているのはなぜですか?

同じ場所の上を何度も円を描いて飛ぶのは、空から地上の一点を見続ける必要がある場合です。多くは警察ヘリによる捜索やパトロール、あるいは事件・事故・火災を取材する報道ヘリです。この地図で自分の町にズームし、近くの赤いアイコンをクリックして機種と登録記号を確認すると、どちらの可能性が高いかを判断する手がかりになります。ただし警察ヘリは任務中に信号を出さないこともあるため、音がするのに地図に映らない場合もあります。

今飛んでいるヘリコプターをリアルタイムで調べる方法はありますか?

このページの地図を開き、自分のいる町の名前を検索ボックスに入力するか、地図をズームインしてください。ヘリコプターは赤いアイコンで表示され、クリックすると機種、登録記号、高度、速度、進行方向がわかります。表示されるのはトランスポンダー(ADS-B)で位置を発信し、かつ近くの受信機がその信号を拾えた機体のみです。日本では低空の信号を受けられる受信機がまだ少ないため、現在は頭上のヘリが地図に出ないことも多く、受信機が増えるにつれて改善していきます。

自衛隊のヘリコプターはフライトレーダーに表示されますか?

一部は表示されますが、多くは表示されません。自衛隊機は任務の内容によって位置情報を発信しない、または情報を減らして飛ぶことがあるためです。地図にUH-60やCH-47といった型式の機体が出てくることはありますが、それは自衛隊機のごく一部です。警察ヘリも同様に、任務中は送信を控える場合があります。

ヘリコプターではなく旅客機の運航状況を確認したい方は、飛行機 運航状況 リアルタイムのページで日本発着便のライブ地図をご覧ください。